Profile
ヴァイオリン
小寺里枝
テノール
鹿野浩史
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会研修所マスタークラス卒業。
声楽を菅谷君夫、家田ひかり、高橋啓三、秋谷直之の各氏に師事。
これまでにモーツァルト作曲「フィガロの結婚」ドン・クルツィオ、ドン・バジリオ、「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオなどを好演。
また、古楽の分野においてもその音楽性を高く評価され、モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」ヴィクトリア「六声のためのレクイエム」、モーツァルト「戴冠ミサ」のソリストをつとめるなど、これからの活躍が期待されている。二期会会員。
ピアノとお話
辻博之
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。在学中より、著名指揮者のもと新作を含む多くのオペラプロダクションにて、副指揮者、合唱指揮者をつとめ、国内の様々な劇場にて研鑽を積んだ。
2013年に大田区民オペラを指揮してオペラデビューし、その後もロッシーニ「チェネレントラ」や多くの新作初演を指揮。深い歌への理解に基づいたアンサンブル作りを確立。新作日本オペラから古典まで幅広いレパートリーを広げている。また2012年には一人芝居と札幌交響楽団メンバーによるアンサンブルによる劇作品「年々去来」(十島英明演出)を指揮。2015年には演劇「ジョンとジョー」「怪物」(生田みゆき演出)において作曲もつとめるなど、作曲した舞台作品は5作品を数える。演劇的に深く解釈された劇音楽への取り組みは、深く評価されている。
合唱指揮者としても国内様々な演奏会に出演。慶應ワグネル・ソサイエティ男声合唱団等、著名合唱団や、東西4大学男声合唱連盟合同合唱等の客演の他、関東を中心とする10団体の指揮者、客演指揮者、音楽監督をつとめている。オペラの合唱指導でもその卓越した力量は年々評価され、合唱指揮をつとめたオペラ「白虎」においてはその合唱を「これは見事というほかはないアンサンブルと力感であった。」と評された。
オーケストラの分野でも幅広く活躍。2011年には千葉県文化振興財団25周年「カルミナ・ブラーナ」にて総勢350名の出演者をまとめ成功に導いた。そして、自らが音楽監督をつとめる2つのプロオーケストラを設立。また2012年からは新たに設立されたプロオーケストラ、イルミナート・フィルハーモニーの指揮者に就任。2013年山梨県で行われた国民文化祭やまなしではメインテーマやメインパフォーマンスを指揮する他、2013年、2016年バチカン国際音楽祭においては合唱指揮をつとめた。
2017年にはオーケストラ・アンサンブル・金沢定期演奏会にデビュー。その後も同オーケストラと共にAvex classics international主催アマデウスライヴ(オーチャードホール、兵庫県立芸術文化センター等)日本ツアーを指揮、また、Ditto Orchestra,Seoul motetto choirと共に韓国ソウル芸術の殿堂にもデビュー。日本のみならず、海外にも活動の幅を広げている。